おはようございます。Casual Rich 5店長の安達です(´｀)

業界入りのきっかけ
私が24歳で業界入りしたきっかけは、20歳の頃に大きな借金をしたことがきっかけです。
なんとか、4年間は当時コックをしていてやりくりをしていたのですが…いよいよ、回らなくなりついに業界入りを果たしました。
当時のスタッフは同じような人たちが多いなといった感じでした。

初めはキャバクラのスタッフとして勤務していて、超が付くほど多忙な繁盛店でした。
15時開店で出勤女性は少なく、15時半までに満席…！
そうなのです、ほとんどの女の子が同伴出勤なので、オープン時には出勤していない…
それが同伴時間の30分間に次から次へと押しかけてきます。
27席あったテーブルはすべて埋まり、それが0時までほぼ満席をキープしたままでした。

そんな毎日で何も考えることなく、考える暇もなくただただ、回遊魚の様にホールを歩き続けました。

お水を交換して、灰皿交換して、グラス補充して、セットバックして…
永遠とこの繰り返しです。本当にハードな仕事でした。

出勤時間は14時、営業終了は0時。そこから片付けとミーティングがあり、店を出る頃にはいつも太陽が昇っていました。実に毎日18時間以上の勤務！！
今では本当に考えられない程の激務でした！！！
しかし、辞めなかったのはなぜか？？
当然返済の事もあったのですが、仕事が楽しかったというのも支えになりました。

しんどい仕事ですが、何故か色々なお客様に好かれて、名前を覚えてもらったり、冬の寒い中キャッチをしていると、温かい差し入れをしてくれる方もいて本当に良くしていただきました。

接客対応が好きだった僕には「ありがとう」「兄ちゃんの言うとおりだった」「楽しかった」など直接対面のお仕事と感謝の言葉を多くいただき、張り合いがありました。

だからこそ、この仕事を始めてから25年という月日が経ちました。
多くのお店を立ち上げ、潰しては、また立ち上げたり….様々な経験をしてきました。

その時から今でも変わらないのは、人とのつながりを大事にすること。
自分の店に関わる人たちが幸せになってくれることが、、お店をしていて一番嬉しいと感じることだと思っています。

この店に出会えて良かったと言っていただけることは、親が子を褒められるのと一緒なくらい誇らしい事です。自分の成果ではなく、自分たちが脈々と作り上げた実績を褒めて頂ける。

誰からも、どこからも表彰される事はないですが、そういって利用して下さるお客様がいること。
必要として良い日もあれば、悪い日もある中、ついて来てくれる女性たちがいること。
店に関わる人たちに誇りを持った仕事をできる事に感謝をしています。

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